くまにマッサージはご法度

多くの人が悩んでいるのが、目の下の「くま」。クリニックを訪れる患者さんにもくまで悩んでいる人、すごく多いです。でも正直、くまについて自力でで
きることって本当に少ないんです。 まずは、くまの種類とその原因について説明しようかな!
・くまの種類というと「青くま」「茶くま」「黒くま」っていうやつですか?
が、その呼び方って、医学用語じゃないのよね。でも、わかりやすいからひとまずそれで説明しましょう。
まずは「青くま」。これは主に、血行不良によるものですね。対策としては、目元を温めて血流を促し、規則正しい生活を送ることね。 青くまには皮膚が薄く、その下の眼輪筋が透けちゃってできるものもあるけど、これは面の皮を厚くする必要があるから、自力ではどうにもなりません。ど うにかしたい場合は脂肪注入あたりをしにいらっしゃいって感じ。
*血行不良対策としてのマッサージやツボ押しは?
り、血流が改善すればごくわずかには改善するかもしれないです。でも目のまわりの皮膚は顔の中で最も薄い。その最もデリケートな皮膚をびよびよのばしてへたら
せる意味はわかって言ってるんでしょうね?
ひえ~。では、茶色っぽくくすんで見えるくまはまた別ですか?
こすりすぎによる色素沈着の可能性大ね。マッサージすると色素沈着を悪化させます。
色素沈着の場合は、極力肌を刺激しないようにして、保湿をしっかりしてください。美白戦術に走るのが解決への道よ。美白のページ、見てみてね。
あと、0~50代以降になると、色素が沈着しているように見えて、実は「たるんだ皮膚が寄り集まってるくま」の場合があるんです。これはたるんだ皮膚を 取っ払う必要があるから自力ではムリです。皮膚を引き締めるレーザーや手術などで応戦します。
*年齢とともにくまが消えなくなりました。目の下がぽっこり膨らんできたり、くぼんできたりしてるし。先生、このくまはどうしたら!!
で、それは影が落ちてる状態だからこれはコンシーラーでも隠せないし、悩むわよね?。
位置No.461/1747
それは眼球を支える脂肪(眼窩脂肪)が年とともにぽっこり飛び出してきてるのよ。うん、それはもう手術で脂肪を取るしかないです。 目の下に出てきちゃった脂肪は、眼球の重さを支えきれなくて出てきているんです。それをクリームなりを塗ったからって元に引っ込むと思う?
29%
さらに眼窩脂肪が飛び出しているだけじゃなく、頬の肉が下がることで目の下のボリュームが減ることで、余計くまが目立つんですね。脂肪の飛び出しとた るみが組み合わさってできる凹凸が影を作っている状態。 そのたるみを改善するにも、何ミリも皮膚を持ち上げる必要あるわけだから、市販のスキンケアで改善はムリな話。本当に治したいならクリニックいらっし ゃいとしか言えないわ......。
*でも先生、くまって個人差ありますよね? 若い頃からくまができている人もいれば、年を取ってもそんなにくまが目立たない人もいます。ずるい......!
このタイプのくまというのは、皮膚の厚さや眼球と骨の位置などが関係しているから、これはもう、生まれたときからの宿命というほかないのよ......。身長
と同じ。生まれ持った運命なんだから、受け入れるしかないです。親御さんがくま持ちだったら高確率でお子さんもくま持ちよ。 星に定められた宿命に逆らうんだったら、医療の手を借りるしかないかしら。
せいぜい自力でできるのは保湿と温めることぐらいよ。目の周りの皮膚は非常に薄くてデリケートだから、くれぐれもぐいぐいマッサージなんかは絶対しな いようにしてくださいね。